「ウイルス干渉」についてメモをしておく。
グラフを見れば、昨年末から今年始めにかけて、
例年通り流行っていたインフルエンザが急カーブで
終息し、新コロが急カーブで流行ってきている。
つまり交替していることが歴然としている。
これは、現象としては確かに起こっている事実なので、
否定しようがない。
その期間中は「感染予防」をしていない!
これが重要だ。
わしは仮説として、昨年末から、ものすごい量の新コロ
感染が進んでいたと思う。
新コロは細胞の受容体を奪って、インフルを寄せ付けない。
だが、「ウイルス干渉」はそれだけではない。
そもそも新コロの曝露・感染で、自然免疫が活性化して
しまったり、インターフェロンによってインフルの増殖を
抑制してしまったりしていると考えられる。
こう考えれば、新コロ感染で出来た中和抗体のみの
活躍ではないので、抗体検査をすれば、抗体保有率が
低くなるのが説明できる。
現在の感染者数と言うのも氷山の一角だろうが、抗体
検査をしても、やけに少ない数値が出るはず。
自然免疫で対処してしまった者が膨大にいるからだと
推測できる。
したがって集団免疫は、中和抗体+自然免疫だと考えれば
いい。スェーデンでもそのように考えたはずだ。
いつか科学者がウイルス干渉の謎を解明するだろうが、
「現象として起こっている事実」に背を向けて、感染対策が
功を奏したなどと、非科学的な嘘っぱちを言っていても
仕方がない。
科学で説明するしかない!科学!科学!科学だ!
そして常識とのバランスを考える!